>>262
「そうだよね、お父さん達も僕の事を心配してくれるから、言うんだよね…」
(クルロスの言葉に一人息子への両親の想いを理解し、頬の涙をぬぐうクルロ
スの滑らかな体毛が薄く生えた指先の感触に目を細めて、口付けをして)

「僕もクルロスさんと一緒にいたい…このまま連れて行ってほしいけど、二人で
お父さん達を説得しよう…きっと大丈夫だから」
「はぁ、あぁっ!」
(自身の正直な気持ちを告げて肩から背中の羽根の付け根を優しく撫でられ、小
柄な体を震わせ吐息を漏らして)