>>101
(とめどなく蜜を零す膣は、もう初めての頃の具合など曖昧もいいところ)
(外に露過ぎる弱点の耳こそもっと、自分には蕩けてそれ以外には嫌悪くらいに躾けなければ――)
(なんて思考を、頭を掻き抱かれ、司からの甘い匂いにクラクラとしながら)
だったら良いからなれ、なっちまえ、幾らでも……ッ!
俺のをもっと気持ちよく咥えられるように、なっちまえ!
(がしがしと頭を掻きたい気恥ずかしさに襲われ、甘く嗜虐するような言葉を重ねるものの)
(それこそ高まりきったような快楽の前には簡単に雲散して)
(高く甘い悲鳴を直ぐ傍で耳に、蕩けた胎内に長く居る雄はじわじわと高みへ近づいていた)
がまんは無しだ…――なんて最初の頃した約束だぜっ…!!
(本来司が寝るためだけのベッドが水音を掻き消すように軋む音をさせて)
(角度を付けて際奥へと突き込んだ瞬間――精を強請る締め付けに、)
(さっきまでの甘い言葉とは裏腹に意地の悪い表情を見せて全身で絶頂の快楽に浸る司を瞳に焼付け)
……ッ…――そのままもっかいでも、イっちまいな……!
ハ、…っ――!!
(搾り出すように強烈な締め付けの中をこそ剛直が激しく責め立て)
(先に達してしまったことを咎めるようにも快感の頂にいる内側へと楔を幾度か打ち込むと)
(結合部で蜜を弾けさせる音に続け――どく、と際奥で精を放つ音か脈打つ音を司に腰の奥から聞かせる)
(何よりも「馴染んだ」実感を得られるだろう熱い男の精は、子宮壁を叩いて膣襞まで染み入っていこうと溢れて)