>>120
あァ、……そういやそうだ
競技が終わるまでには――済ませねェと、な
(甘さの残る声で、対策済みだと述べられれば既に鍵を閉めていたのを思い出した)
(挑発には乗らず従順に居ることへご褒美と、頬を摺り寄せて)
(耳へと唇を戻し、縁を甘噛みながら尖りになっていくのを感じる乳首をサラシ越しに摘む)
……どっちがだよ
俺を見つけるなり邪魔されねェ密室作って……もうこんな、硬くしてるクセして
(調子のいい、出会ったときにはありえない笑みを受けて、)
(熱の塊を好きにさせながらも――交わる為の場所を自ら作っただろうと下僕に羞恥を与えにかかり)
(サラシの留め具に手を掛け、若干乱暴に解して)
(サラシ越しにも確かめられた乳首を曝け出させ、見せ付けるよう指先で擽り)
もっと解り易くしといてヤるよ――
(下僕の方こそ、未だ覗いていない秘所に指をやれば尚解り易いだろうと膝を開かせて)
(耳への淡い口付けに肩を竦め、仕返しに耳穴を秘所に見立て舌を滑らせる)
(くちゅ、と割り込むような濡れた音と感覚を、弱点のその場所で聞かせて)
ご主人様も、ってことは……先に落ちた自覚、あンだな
(滾らせた己の熱も、ハマっていることも否定はせず)
(むしろもっと奉仕しろとばかりに心地のいい指へ楔の先を押し付けた)