>>123
そっちはって……っは……
っく、ひゃぅっ……そう、だ、よっ……
(ぴちゃぴちゃと聞こえる水音は、脳の芯に響くようで)
(ゆっくりと上がり続けた熱は肌だけでなく身体の中まで暖めていて)
(触れなくとも、下着と秘所との間に溜まった蜜のぬめりはわかっていた)
は……良識的には、そーだろ……
イイ人気取って近づくってのも……ありえるしっ……
(出会った頃よりも幾分触り心地の良くなった―僅かに肉付きと手触りの変わった胸は)
(生意気な口と同じくらい男の手には馴染んでいるかも知れない)
はぁ……俺は……感謝、というよりは……
(髪を撫でる甘い仕草も、それを掴む主人らしい仕草も、腰の奥を疼かせて)
(いっそうねっとりと、唾液を纏わせ雄の匂いを強める楔を扱きながら)
……なるべくしてなった……と、思って、る
(遠回しな言い方は、直訳すれば“運命的”なんて恥ずかしい響きを隠すため)
(伝わりにくい表現も、懸命の奉仕が続けば悪い意味ではないとわかるだろうと)
――ん、は……もっと……犯して……
(くすぐったさに肩をすくめながら、引き寄せられるまま楔に口づけて)
(自分から触れようなどとは思わなかったはずのそれに、舌を絡ませて)
んふ……は、む……
(奥深くまで咥えこみ、ぬるりと、先端まで唇と舌とで搾り上げて)
(先走りをにじませる鈴口を舌先で刺激すると、ゆっくりとストロークを始める)