>>124
んく、んん、んっ……
(満足げな口ぶりで、余すことなく自分の真意が伝わったとわかり)
(それは恥ずかしいのと同時に、やはり嬉しく――返事の代わりに吸い付いて)
(唾液と混じった先走りが泡立ち、間近に迫る鼻孔に雄の匂いを届けて)
んふ……んぅ、んっ……ん……
(さらに奉仕を命じる主人の言葉とともに、躊躇いや羞恥をかき消す熱を上げさせて)
(裏筋を刺激するように舌を尖らせたり、また変化をつけるように竿に巻き付けるようしたりと)
(教え込まれた通りの、卑猥な仕草と表情で主人を楽しませて)
んんっ……んぅ、じゅっ、んっ……
(腔内を犯す腰の動きに苦しげに眉をひそめながらも、求められるまま)
(吸い付きながらのストロークでいやらしい水音を立てて)
んふ、ん、くっ……んっ……
(太ももを擦り合わせるようにして、わずかな快感を拾い続けていた秘所はじくじくと疼いて)
(主人の意地の悪い勧めに、そろりと片手が男物の下着に近づいて)
(布の上から触れれば、それだけでぬるりと蜜が表面を滑って快感が走り)
ふ、んんっ……んっ……
(花弁を割って内側へと細い指先を押し込むと、じっとりと蜜がしみ出して)
(人差し指と薬指で花弁を挟み、中指で中央を擦ると、すっかり口の動きが散漫になってしまって)
――っ、ん、ぅ……っ
(眉を下げて主人を見上げ――秘所から離れた指は再び楔の根本へ)
(自身の快感よりも奉仕を優先する下僕らしい選択も、あの頃からは考えられないだろう)