>>126
ハッ……イイね、解り易いヤツは、好きだぜ…
(楔への返事に息を呑まされたかと思えば、教え込んだことを一つ一つ確かめるような奉仕)
(主人である自分の為に献身的にせわしなく動く唇に、)
(刺激以上の快楽を覚え熱を上げた吐息を荒げていって)
……ちゃんと今、口の中にあンので犯されるの考えながらしろよ?
(男もまた下僕の女らしい匂いを求め、上半身を屈め短い黒髪に顔を寄せて)
(自ら指先を舐めたと思うと、濡れた指先を乳房へ這わせ)
(やはり下僕の肌に刷り込むように、淡い刺激を与えながら自慰を観察する)
ん、んー……あー、クソ…
今すぐ後ろに立ってヤりたくなるなァ……
(掴み撫ぜていた後頭部から、掴むのを前髪付近へと変えて)
(花弁に触れ、蜜を撫でつけ快感を味わう下僕の表情を見易く整え)
(散漫になっていたことなど気づかぬ位に瞳に焼付けながら、咥内を犯す腰の動きを続けていて)
(まだ後だと考えながらも、思わず欲望が零れ出てきてしまう)
……ン、あァ?
なんだよイイトコだったのに――
(上目遣いには思わずぞくりと熱を上げ、指が戻ってきた根元は一回り、二回りも熱くして)
(不満げに口を尖らせつつもにやりと口端を上げ、男の指も後頭部を掴むように戻り)
(楔は特に亀頭を膨らませ近づく射精の予兆を伝え始め)
だったら飲ませンの溜めてあるとこまで残らず……ヤっとけ!