>>133
まだ、鈍いなァ――
(驚いたように舌の上で受け止め、それでも飲み下す様子に尚も機嫌は良く)
(その位のほうが司らしい、とも思うのだろう)
(身体を起こしてくる下僕の頬に手を沿え肉棒を寄せて付けた汚れを拭うそれは、)
(恋人の仕草らしい手付きかもしれない)
ぁ、要らねェか?
(眉をひそめたのを見逃さずに居たのか、すかさず意地悪を仕掛けて)
(下着の下で息づく花弁を撫で、指を蜜へ浸し秘裂をなぞって)
(強請ってくる下僕の耳へ食むでもキスでもなく、ただ、ふっと熱い息を吹きかけ)

(男は顔を胸元へ下ろし、サラシからちらつく乳首へと口付け、)
(舐めて一吸いした後、未だ前にした交尾の時に残したキスマークを見つけ、その横に新しく残して)
……脱げよ、司
(流れの上からか、初めの時も同じように命じたのを思い出し、そう命令する)
(腰から手を引き、下着越しのくせに指をふやけさせる蜜を己の口へ運び)
(下僕が肌を曝していくのを待つとする)
――サラシはまァ、あった方がエロいからとりあえずそのまんまな
後は……脱いだら――、少し素股で慣らせ
(付け足すように指示をしながら、男も上着を脱ぎ、シャツを脱ぎ)
(膨れた欲望に熱を上げた胸板を曝して、膝を叩いて)
(その時とは違う肌を擦り合わせてのソレが出来るだろうと、甘く誘う)
(もちろん意地の悪い焦らしも含めて、のこと)


【はーい、っと少し時間掛けてしまいましたが司さんから大丈夫でしょうか…!】