>>47
ん、ぅ……っ
(失敗、という認識が動きを止めたが、間近で視線をよこす男に降参する気はなく)
(差し出された舌を伝わせ、口の中で唾液と混ざり合い温んだ液体をゆっくりと、焦らすように注ぎ込んで)
――んっ
(ぬるりと、舌を絡ませ腔内をなぞろうとして、いたずらに動く男の脚の感触に気付き)
(じり、とわずかに逃げるように身じろぎしても、深く口づけを交わしたままではそうもいかず)
……っ、ん、ぅ……
(注いだ液体を吸い上げるように舌を吸って、解放してからはまた絡ませて)
(宗也がいつもするように、舌の根を撫でつけ、最後に甘く唇を食んで)
は……邪魔、すんのはルール違反だろっ……
(本人にすれば攻撃の最中、悪戯を仕掛けられたのは事実ではあるが)
(それ以前に、口づけそのものに酔っていたのもお互いよくよくわかっているだろう)
……まだ降参、なんてしないだろ?

【はーい。また次のネタも楽しみにしつつ】
【今日もよろしくお願いします!】