>>49
っ……は、わざわざ本音を言ってどーすんだよ
(引き寄せられ重ねた胸はとくとくと興奮に近づく足音を聞かせていたが)
(耳をくすぐる台詞にもひくりと肩を跳ねさせただけ、言葉の上では退くつもりはなく)
(しかし一つ、宗也には言いにくい懸念も頭の片隅に引っかかっていて)
そーか、ならつきあってやる、けど……っ
(再びソファに沈められ、馬乗りになられて―白い乳房を揉まれると)
んっ……
(ひくりと、その先を求める身体は素直に反応したが、ぐ、と男の胸を押して)
(嫌がるそぶりを見せはしたものの、すでに始まってしまった口づけから逃れるわけにもいかず)
(押し返そうとした手で男の服をつかみ、すがるように身体を寄せる)