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(お互いに解っているからこそ、意地の悪い責めとして囁ける)
ちが、うのかどうかっ……言えてねェ、ぞ…?
(喘ぎを響かせに、酸素を求めて顔を上げるたびに――)
(ちらつかされる快楽に蕩けた司の頬へと視線を突き刺して、笑んでいるのが解るだろう)
(シーツを掴む手にはベッドの上で何度この体位を繰り返しても劣情と一緒に嫉妬も思えるのか)
(わざとらしく腰を大げさに蠢かせ結合部からのいやらしい水音を、それまでよりも大きく聴かせて)
ん、なんだ司、――……っ……!
(断続的に保健室に水音が響き始める中、名を呼ばれ漸く返事が来ると思えば耳を澄ませど動きは緩めず)
(司の体温が上がり、溢れる蜜を感じるそれだけでも生唾ものだったのが、)
(問いの答えが強請りになって帰ってきて――息を呑み、肉棒がますます硬く熱を持って肉襞を押し広げた)
……ッは……して、やるよ
放課後とか週末だけじゃ、ねえ――文化祭中だろうが修学旅行先だろうが、
(増して胎内を掻き混ぜるようになった楔が、弱点を責めるにも徐々に抜き差しのペースを上げて)
(乳房を揉みしだく指がまた、言葉に合わせたようにキツく掴んで、)
――犯して、愛でて、やるよ……っ!!
(保健室の簡易なベッドが軋む悲鳴を大きくする中男からも、切羽詰った声で「好きだからな」と返す言葉を弱点へ注ぎ)
(いやらしく揺れる腰を捕まえ身体ごと引き寄せるようにして、被虐に高まった性感を煽り、)
(それに合わせ腰を突き出しては激しく腰の奥を揺さぶる挿入で、それまでよりも荒々しく音を響かせて犯していく)
(交わり始めよりも一層いやらしく濡れた太腿を撫で回し、掴んで――その時も「掃除」という名の奉仕をしてくれるかと尋ねてみようか)