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ふあぁっ、あうっ、んぁあっ……
(男を待ち望んでいた蜜壺は清潔な部屋に似合わぬ雌の匂いをまき散らし)
(昼に男につけられた痕さえ汚した腿は快感に震え、それでも腰を上げて)
(より深く繋がろうとするように―頭を下げるほどに腰を押しつける格好になって)
あ、はぁあっ、はうっ、宗也、宗也ぁっ……
(ますます膨れ硬くなった楔の感触に、脳の奥まで熱に犯されて)
(緩んだ口から甘い声の合間に、自分の答えに熱を上げた男の名前を呼び)
っふ、ひゃぁあっ、あ、あ、あぁっ……
して、あぁっ、っと、してっ……
(次第に早まる挿送に、喘ぎ声も間断なく、答える言葉もはっきりとはしないが)
(言葉と手つきと、腰の動きと、全てで激しく求められる快感に身を震わせ)
ひあ、あぁあっ、宗也、宗也ぁっ……
(耳に注がれた声の熱に、腰の奥とは違う、別の快感が身体を満たして)
(泣き出しそうな声と淫らな交合の音を響かせて、徐々に高みへと近づき)
(シーツを掴む手はますます強く、それも押さえきれない震えに崩れそうだからこそ)
っも、ひあ、あぁっ、いっちゃ、うっ
やぁあ、宗也、宗也ぁっ……
(学校の中とは思えないほど、だらしなく淫らな声で、汗と体液とに濡れた身体を火照らせて)
(いつになく喘ぎ乱れて、かろうじてシャツだけが普段の姿を残してはいるが)
(震え捩る身体は、誰も知らない――主人だけが知っている姿に違いなかった)


【ご主人様の躾が行き届いているので、ちゃんと待ってましたよー】