>>81
んっ、やぁ、んっ……
(自分でも甘い過ぎると知りながらも、嘘はつけず、かといってあけすけな物言いも出来ず)
(体液をすり込まれ湿った肌は気化熱にぞくりと震えて)
(それでも相変わらず、片側だけに集中する愛撫にもどかしげに腰を揺らし)
他のなんて、口に入れないもん……
(むう、と拗ねたように言うのも甘えの一つ。わかりきった問いにわかりきった答えを返して)
(その間に脚から抜かれた下着に刺さる視線にぞくりと腰の奥が痺れて)
や、あぅ……み、見ない、で……
(ぐっしょりと濡れた秘所の感覚からすれば、下着は蜜まみれになっているのが明らかで)
(その上に、愉快げに眺められるハーフパンツの内側も、その表情から汚れているのがわかり)
(羞恥に頬を染め、切れ切れにかける声は困惑と快感とをない交ぜにして震えていた)
(そのうちに脚を割られれば、その先の快感へと期待も高まって)
……や、あ
(膝を抱えられ足を開いた状態では、雌の香りを含んだ花弁もぱくりと割れて)
(生々しい肉色を光らせた秘所は、腿に擦りつけられる剛直を誘うようにひくりと疼き)
(指さえ迎え入れていない入り口に宛がったものの堅さも太さも、先ほど口で味わったばかりで)
(それが腰の奥に届く瞬間を待ち望みながらも、僅かに身を強ばらせて、問いに答えようと)
……降参、です
だから、して――下さい
(上気した頬を隠しもせず、男にすがったまま――片側だけ乳房をさらけ出し、脚を割られ)
(挑発的とも言える姿でありながら、強請る声は甘えを含んで幼げな響きで男の耳をくすぐる)