>>82
…ぁー……ハ、……触りも、舐めもしねェな
(問いの答えは男の予想した満足の上を行く満足な答え)
(今すぐ犯したい、そんな荒々しい衝動に奉仕の時と似たように堪らないと天を仰いで)
(艶やかな色付きを見せる肌へ刺さる視線が、いっそう獣じみたものになってしまう)
……舐めないだけマシに思っとけよ
(蜜まみれの下着達は男から見れば舌を伸ばしてもいいとでも言いたげに笑み)
(チラつかせた舌は投げ捨てた下着の変わりに、)
(寄せた上半身に縋ってくる司の首筋へと這いより雌の香りの強い汗を蜜の代わりに舐めて)

ヨシ……って、
ま、ァ……甘えたのでも良かったんだが
(わずかずつ腰へと体重を掛け、花弁の奥で誘うように蠢いた膣口に剛直で口付け、)
(下着と同じように糸を引かせ甘いキスのような音を聞かせ蜜を誘い出して)
……イイ、心がけだ――ゾクゾク、きた
(赤く染まった頬に頬を寄せるのも、耳たぶへと噛み付くのも、)
(指定せずともその言葉遣いを選び甘く強請った司へのご褒美)
これからも、忘れんじゃねェぞ……?
(忘れなければこれからもご褒美を与えてやるんだからと、低い声で司の耳を擽り返し)
(膝を抱える手に力を込め――花弁を大きく雌の形に歪ませ、楔を打ち込んでいく)
(未だ挿入していないのに既に蜜に汚れた雄が卑猥に絡む音を立て、)
あァ……後、一層気をつけんの、も……な
(予想通り、前戯無しにもたっぷりと蜜を含んだ入り口の感覚に熱を孕んだ溜息を落としながら)
(思い出したように「降参」した時の要求も突き付け、剛直が腰の奥を叩くまで動きを止めずに)
(口で味わった時以上の堅さと太さ、加えて熱が膣肉を押し開き犯し始める)