>>88
あ、ァ……調教の成果が、出てきちまったわけだ……
で、――俺の前以外でも震えちゃった…てェ……話か?
(泣き出しそうな声に――半ばわざと、まんまと煽られる)
(低い声は虐める口調で、若干痛みを覚えさせるのも構わずに啄ばむ耳に淡く歯を立て)
(それまでキスに向かっていた舌が、そっくりそのまま耳へと矛先を変えて)
それとも…前より敏感になったから二人きりの時はもっと――って?
(軟体生物は耳たぶから縁まで執拗に、耳の裏までも忘れず)
(男の気分次第で―-左右の耳を行き来して嗜虐する)
こりゃ、キスはちょっとおあずけだな…ァ……!
(見せ付けるように姿を現し始めていた竿がまた、音を立てて――結合部へと消え)
(雄は不意に動きを強め、雌の襞を貪って際奥を突き、)
(またゆっくりとしたストロークで結合部と際奥の行き来を続ける)
前者だとしたら、初耳だし……ゆっくり聞かせて貰わねェと
(言葉は耳を舐る合間に、しかし雄の楔は絶え間なく膣内を掻き混ぜて)
(混ざり合った淫靡な匂いが鼻につく度剛直を揺らがせ、堀をしっかりと襞に掻けて責めあげる)
そうでないなら……
…俺に聴かせる為に前よりびくって震えるようになってんだから、
(「思い切り鳴け」と付け加え言葉を続けるにあわせ、腰をぶつけて子宮口を押し上げて)
(それは、彼女になら予想されるかもしれないと)
(そう解っていても言葉の節々にだけ、熱を上げる身体を煽るように荒く膣を犯し)
(自分もシャツを脱ぎ去り、雄の匂いを強め熱を誘いながら――耳穴まで舌を滑り込ませる)