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 そっと足音を消して背後に忍び寄り、肩越しに画面をのぞき込む。
 額のノクトヴィジョンの録画モードで作業内容とかを保存する。

(あ、この人ちょっとお疲れ気味だけどタイプかも?)

 口に含んでいた色仕掛け用蜂蜜飴を飲み込み、後ろから抱き着く。
 甘い吐息が唇より零れた。

「うふ、お兄さん、お疲れ様ですね?」


【すみません、寝落ちるところでした。あんまりは持たないような?】