>>220

(本当に子供っぽいなぁ、と裏表のないリンの態度に心の中で笑って)
(それがミサオにはうらやましくもあるのだが)

えっ!?あっ、ちょっと…手……
(いきなり便箋を押し付けられ――その手がミサオの胸をむにゅっと潰す)
(胸に当たってるわよ、と言いかけるが、そういうシチュエーションでもないと思って言葉を飲み下し)
(幼い少年からの告白と、胸に触れる手の感触に困惑気味に顔を赤くする)

………えぇと。
(何から言おうか迷う。豊満な胸の奥で速く脈打つ鼓動が、リンに伝わるだろうか)
その………気持ちは、嬉しいわよ?
でも、シスターは神様と結婚するって決まりだから、困ったわね……
(リンの手を、便箋ごと自分の手でそっと包むようにして)
それに、君、まだ子供じゃない。結婚、は、まだちょっと早いわね。
(くすくすと笑って、でも瞳は真剣に)
(どこか色気を感じさせる視線でリンを見つめる)




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