あぁ、アレ……ホントに好きだね。
気が済んだらまたシてやるよ、たぶん。
(これみよがしに揺らしてくる胸に手を伸ばし)
(ツンと布地を押し上げる乳首だけをそっと撫でて離れた)
それ、プレゼントしてやるから。
これからクリオナじゃ物足んない時にでも、使えよ。
(切なげな視線も気にせず、舐め回す卑猥な視線で少女を見遣る)
(肝心の本物には大きさも熱も足りないバイブで自慰する姿を妄想し、喉が鳴って)
くくっ……そ、無理?
(立ったまま、誰も触れていないのに身悶える姿に釘付けになる)
(少女が首を振ると、男は部屋の出口まで退いてしまう)
(歩み始めれば男は退くのを止め、視姦しながら待ち続け)
ヤりゃあ出来るじゃん……よく出来た子にゃやっぱ、ご褒美。
(辿り着いた少女の首輪に指を引っ掛け上向かせ、唇を奪って)
(外に漏れぬよう唇を塞いだままで、ピンっと乳首を弾くご褒美を与え)
――…っと、……悪い悪い、勢い余ってかなり強めになってた。
(唇を離すとポケットからリモコンを取り出して、バイブの振動を強めから弱めへと)
(振動音は夜の静けさの中でも衣擦れに紛れる程度になって)
それじゃ……首輪記念にお散歩、行ってみっか。
先ずは……、礼拝堂辺りまで。
(言うが早いかガチャリと後ろ手に扉を開け、首輪を引いて部屋の外に連れ出す)
(そして男は少女の一歩後ろに立ち、尻を叩いて歩みを促す)