>>730

あ、ぁ、ご、誤解です…!私、まだなにも、お、教えに背くようなことは……んん……っ…!!
(狼狽し必死に言い訳を考えることに必死で、お香の効果でじわじわと身体が熱くなってきていることに気がつかない。)
(ただ髪を撫でる手の感触がやけにくすぐったく、耳に触れられるとぞくりと肩を竦めた。)

あ………!
(舐め回すような視線。就寝前とはいえシスターの衣を纏ってはいるが)
(湯浴みの後で長い赤毛はしっとり濡れ、下着…少なくともブラジャーはつけておらず)
(神父の言葉に頬を上気させ涙目になる)
ぉ、お願いですっ!ここにいさせてください!
なんでもしますから……神父様、お願いです…!
(肩を叩かれるとまたぴくりと反応し)
(続く「試練」という言葉に俯いて)
…………は、はい。どんなことでも………だから……
(すがるように胸の前で手を組み、祈りを捧げた)