(耳へ、肩へと触れた反応にお香の効果が早くも回っているのが解った)
(その場に少女より先にいる男も当然股間に熱を滾らせて居るのだが、祭服では隠れて見えない)
……言い訳は、後でゆっくりと聞いてあげよう。
(必死に願う少女に慈悲を与えるような声色で囁き)
(再び頭から、俯いた頬まで手を掛けて上を向かせて)
…目を閉じて、その言葉を忘れないように。
……先ずは、私が良いと言うまで身を任せること。…いいね?
(上気した頬を摩り性感を誘い…少女が瞼を落とすと、密かに舌舐めずりをして)
(瓶から小粒の飴の形をした媚薬を口に含んで)
――はあ、……っ
(少女の唇を奪い、驚きに開いたところへと舌で飴を押し込んでいく)
(舌はそのまま引っ込まず、音を立て少女の舌に絡みついて歯列まで犯す)
(大きな腕を細い身体に巻き付かせて抱き、飴が溶け切るまで舌を舐り続けて)