なら、えっちな気分、なんてものにはならないはずだよ。
私もミサオがそんな淫欲に染まっていないと信じたいからね。
だから、それを今からミサオ自身に証明してもらう為の「試練」なんだ。
(肩を抱いて歩いていた手は、椅子を勧める頃には尻にまで降りて)
(滑らかな括れを撫で回し、ブラに続いてショーツの有無を確かめる)
強いて言えば、何もしなければそれで良い。
今からミサオの身体が穢れていないか、魂が穢れていないか……確かめつつ、ささやかな誘惑をする。
それに耐えきれば、たったそれだけで試練も終了だ。
(腰掛けた少女の背後に立ち、耳元で小さな吐息混じりに囁き試練の続きを告げて)
(目の前の耳に舌を這わせ、そっと歯を立てて甘噛みする)
(そして再び胸に手を伸ばし、布越しでもしっとりと吸い付くような胸を揉み始め)
……さ、申し開きがあるのならするといい。きちんと、聞いていてあげよう。
(乳房を掴む指は尖りを感じられる先端を外し、薄布に汗を染み込ませるように揉みしだいていく)
(今までミサオを眺めるばかりで溜め込んだ欲望をここぞとばかりに発散しようとして)
(男の指遣いは神父にあるまじきいやらしさでねちっこく乳房を歪ませてみせる)