>>910
ん、んんっ、ん〜!
(男の酒臭く、獣を思わせる匂い)
(だが、それも鍔姫はスタンリーの匂いだと慣れてしまっていた)
(男の勢いに、それだけ自分が求められると思うと胸の高鳴りまであった)

あ、んっ……
(甘い声をわずかに漏らし、喉を鳴らして男が送り込んできた唾液を飲み込んだ)

はぁ……
(唇同士に粘ついた糸を引かせながら、紅潮した顔でスタンリーを見つめる少女)
(男の下卑た笑みも、自分がこういう男とセックスをするんだという鍔姫の被虐)
(を刺激してしまう)

キャッ!
もう、いきなりなんだから!
(突き飛ばされてベッドに腰を落とした少女は、そう男に言うが)
(その整った顔は嬉しそうな笑みを浮かべていた)

あ、あたしも脱ぐから……
(そのまま自分の制服に手をかけて、はだけ始める)
(その手付きは男とは違って上品ささえ感じさせる)

んっ……
(男の視線を浴びながら、少女は最後の一枚のショーツまで引き下ろして)
(その裸身をさらけ出した)

【わかったわ】
【前のセックスの時のキスマークとか、あたしの胸に手の跡が残ってるとかどう?】