(あれから悶々とした日々が続いていた)
(連絡が来て明日会えるかもしれないと判って興奮して眠れない)
(今まで凄く興奮した画像や動画を漁りながら自慰をしているのに)
(すっきりしない。高まり過ぎてイキ足りないという事に気が付いたのはもっと後になっての事であった)
(その時は仕方なく自慰で蒸れてしまった下着を着換えようと着替えをとりだそうとした)
こ、これって・・・!!
(驚愕の事が起こっていた。以前一枚だけ洗濯カゴかスミレさん、なぜか実母なのにお母さん
という言葉で呼ぶのが恥ずかしくてスミレさんと呼んでしまうのが、スミレさんの下着を拝借した事があった)
(そのときは匂いをかいで自慰をすごくして一杯出たことを思い出した)
(あの時は高校生で罪悪感一杯ですぐに洗濯機に証拠隠滅するように投げ入れたのだが)
(あの時と同じようなデザインのいつものスミレさんの下着が洋服にまじっているではないか!)
(絶対に締まっていないはずである。大分時間も経ってるしありえない)
(そういえばこんな事もあった)
(前に洗濯した籠と洗う前の籠を間違えたとかで数枚スミレさんの下着、しかも使用済みが混じって渡された)
その時はうっかりしているんだとやり過ごしてしまったしスミレさんも気が付いてすぐに慌てて洗いなおしていたっけ
(今回もそれなのか?)
(スッキリしない欲求不満の肉体がその下着を掴み手触りと匂いを確認した)
(凄くにおいが強い。)
スミレさん・・・スミレさん・・・
(ブルームーンの事は一旦置いといて試しにスミレさんで自慰をしてみる事に)
(ベットに入り下着の匂いを嗅ぎながら下着の手触りでスミレさんとセックスする所を断片的に妄想した)
(ベットは軋みその音でバックから突き上げる事を妄想に追加した)
(そして何度も射精した)
(イキ疲れてくったりながら、そのまま自分の精液の匂いを部屋に充満させて寝てしまった)
(誰かに見られているなんてまるで思いもしないで)
(そして次の日未だスッキリしない欲求を抱えつつインペリアルホテルへ)
(良く判らずここが高級ホテルということがわかったくらい)
(凄く厳しそうな初老の男性が案内してくれた)
あ、あの
(振り向いて、緊張に耐えられず何か質問しようと思っていたら)
(男性と思えない声、何かを裂く様な音)
か、怪盗ブルームーン!!!
(見事なボディライン、それを押し込めたようなコスチューム)
(顔を知らないがあの時見た顔のおぼろげな作り)
(仮面のようなものをつけているが間違いない!)
あ、え、あの・・・
(本当はファンなのに育った環境からそれをリスペクトなんてする言葉は言えない)
(目線だけは本能のためかそのラインを追ってしまう)
怪盗さんなんですよね・・・?
(と少し噛み合わない答えで回答してしまうのであった)
【良い感じだったのでこちらも無理矢理回想シーンを入れてみました】