(目の前のブルームーンは正真正銘本物)
(顔面騎乗されて果てた自分が味わったあの太股の感触が蘇る)
(今の今まで催眠術のように封じ込まれたかのようにその身体の感触や手の中に残っていた胸の感触も蘇った)
(それが脳内を再生したら多分一番凄い射精が出来そうだということも用意に想像ができる。)
(ネットの想像の映像や、防犯カメラにワザと残された映像)
(あの時見た本物が、残されていた映像を全て嘘だった事と証明していた)
本物のブルームーン・・・
(ゴクリと生唾を飲んだ。それでも興奮しているのか喉はカラカラ)
(目線はそのはっきりとボディの細かいパーツまでクッキリと浮かばせたコスチュームを追ってしまう)
(マスカレードが邪魔と思わない。それがブルームーンであると判っているから)
(謎が本物の魅力を更に引き出していることを知っているから)
・・・はい・・・いいえ・・・判りません・・・
(好きなのに好きなんて言えない!)
(妖艶に垂れた巨乳を目線が追う)
(恥ずかしくて片手で顔を隠しても自分がその隙間から見つめているのは判った)
(見た目に迷っているというよりも圧倒的な魅力に混乱してしまっている事は明らか)
(まだ素直になれない年頃。黙っていればバレナイなんて思っている事なんて)
(ブルームーンにはすっかりわかっている事なんて思いもしていなかったのだった)
(ただ、昨日あれだけ射精をしたペニスがまた昨日の晩のように熱くなりすぎていることを)
(頭の片隅で更に冷静さを失わせていることに焦りを覚えていたのだった)