>>312
あはははははははっ、そいつはウルトラ兄弟の光線技にも耐えられるように改造を施しているからな。
戦士ではないお前の攻撃などへでもないだろうさ。

(ガッシリと胴体に組み付かれて、持ち上げられた母を見て勝ち誇るように嗤うババルゥ星人)
(ぎしっ ぎしっ とウルトラの母のウエストに回された豪腕が背骨を軋ませるように締め付けて)

さあ、そいつの怪力からはもう逃げられないぞ、ウルトラの母。
もっともっと、痛めつけてやれ! ブラックキング!

「ギュゴォォォォォォォォォォォンッ!!!」

(ババルゥ星人の命令に吼え声を上げると、ギュィィィィィィィィィンッ と頭部のドリルが回転し始める)
(ドリルの先端はそのままウルトラの母の胸のカラータイマーに向けられると、 がりっ がりがりがりっ)
(と、音を立てて先端が光り輝く旨のシンボルに押し付けられて)