>>502
それでは、参りましょうか。
……おっと、お気を付けを……。
少し強いお酒を飲ませすぎてしまいましたかな?

(スツールから立ち上がって詩織をエスコートするオーナーの男)
(媚薬成分の含まれた酒を飲ませた詩織の腰に手を回して体を支えるようなそぶりで密着すると)
(汗などのオス臭い体臭で嗅覚を刺激して……)

実はもう一つの店はこの店の地下にあるのですよ……
さ、こちらにどうぞ。

(そのまま店の奥へと入っていくとエレベーターへと乗り込み、するすると地下へと降りていく)
(チーン と到着を告げる音が響いて扉が開くと、そこは広々としたホールのような場所)
(甘い香の匂いが充満し、香の煙でわずかに煙っているホール内には、高級そうなソファーがいくつも無秩序に並べられていて)
(ソファには様々な宇宙人……それも犯罪宇宙人に属するものが寛いでいて)
(さらにはその犯罪宇宙人たちに酌を継いだり、身を侍らせたりしているのは肌も露な格好をした地球の女性たちだった……)