下着に仕掛けた罠に、静が引っかかるところを空想する男。
彼の興奮は、射精したあとでも鎮まらない。二発や三発の射精程度では、疲労感すらほとんどないのだ。
だからもちろん、帰りの満員電車の中で、静の背後にぴったりと密着した時も、勃起はおさまらなかった。
振り返ることも困難な混雑を利用して、彼女のお尻を、オナニーのための道具として利用する。
細身な静だが、その肉体は骨ばったりしておらず、全体的にぷにぷにしている。
お尻の肉も、触れればその形に沈む柔らかさだ。何枚かの布を挟んでいても、男のチンポをむっちりと包み込んでくれていた。

「おっ……おふぅっ……♪」

電車が大きく揺れた時には、静のカラダのバランスが崩れ、男に自分から寄りかかるようによろめいた瞬間さえあった。
ぐにゅっ、ぐちゅっ、と、男のズボンの中で、チンポが捏ねられる。捏ねたのは、静の丸い尻肉だ。
まるで、彼女が自分で、男の股間に腰をすりつけて、快感を与えようとしてくれたかのような……そうとすら思える一瞬だった。
彼女が小さくつぶやいた「ごめんなさい」という言葉も、彼にとっては下半身を昂ぶらせる燃料の追加に他ならない。
至高の感触に包まれて過ごす数十分。チンポがどんどん硬くなる。キンタマが重くなる。
今射精したら、とびきり濃くて大量のザーメンが出そうだった。
だが、それはできない。この混雑のせいで、男自身も身動きがほとんど取れないからだ。
できれば、ズボンのチャックを下ろして、チンポを露出し、静に精液をぶっかけてやりたいが、そんな細かい動きは不可能だった。
ならば……と、彼は、短時間でできて、逃げるのも難しくないちょっとしたイタズラを、静に贈ることにした。
静の降りる駅に、電車が到着する。背後で扉が開き、乗客たちが車外に出て行き始めた。
車内の人々の密集度が減り、少しずつ身動きができるようになる。その瞬間を狙って……。
男は、静のカラダを抱きしめるように腕を回し、彼女の小ぶりな胸を、両手でわしづかみにした。
太い指で、むにっ、むにっ、と、オッパイを揉む。そうしながら、彼女の耳に、小声でささやいた。

「はあ、はあ、お嬢ちゃんのオッパイ、柔らかいね〜。
 お尻もさっきからずっと触ってたけど、興奮したよぉ〜。痴漢させてくれてありがとうね〜。ぐふふっ」

早口でそう言い終えると、静のうなじをべろっ、と舐めて、素早く彼女から離れた。
電車から降りる人はたくさんいるので、その人ごみに紛れ込むのは簡単だった。
静が振り向いた時には、数秒前まで自分の後ろにいた痴漢が誰なのか、見分けることはできなくなっているはずだ。
彼女はこの休日の最後を、誰かわからない痴漢に触られたという、暗い記憶で終わらせることになるだろう。
それを思うと、自然と口元に笑みが浮かぶ。男は、好きな子の悲しむ顔や、困惑する顔、嫌がる顔を見るのが好きなサディストだった。

電車から降りた彼は、遠回りをして、静の部屋の窓が見えるいつもの駐車場に向かう。
運が良ければ、唾液や精液まみれの下着を身につける彼女が、窓越しに鑑賞できるのではないか、という期待を抱いて。

【すいません、今回はちょっと遅くなりました……!】
【睡眠姦はストーカーのロマンですよ。睡眠薬入りのお菓子は、精液入りのお菓子ぐらいロマンですよ】
【では、のちのち……睡眠レイプしてからがいいかな……こちらの存在を知ったあとに、意識ある状態でも犯させてもらいましょう】
【なんだか、犯されているうちに、徐々にイヤじゃなくなっていきそうな感じが静ちゃんからプンプンしてますが】
【そのうち、彼女も自分から腰を振るようになったりするのですかね? ぐへへ(*´ω`*)】