そろそろ出てくる時間かな。
(芸能事務所の通用口が見える場所に気配を消し姿を隠して、腕時計に視線を走らせる)
(時計から視線を上げた先に亜里沙の姿を見つけニヤリと下卑た笑みを浮かべる)
今日はたっぷりと亜里沙のプライベートを観察させてもらうよ。
……おぅ! 流石にここは入れないな。
(気付かれないだけでなく見失わない距離を保ち、自宅とは違うどこかへと向かう亜里沙を追う)
(しばらく跡をついてたが、ランジェリーショップへ亜里沙が入ると、流石に男性一人では入り辛く)
(何食わぬ顔をして店の前を通り過ぎると、近くの書店に入り亜里沙が出てくるのを待つ)
(亜里沙がランジェリーショップを出てくると……)
1-3:亜里沙が通勤に使っている電車に乗り込むのを見送ってから、自分も帰路につく。
自宅に着くと早速パソコンを立ち上げ監視を始める。
電話番号非通知で電話を掛け、亜里沙が不審がりながら電話に出ると、
ヴォイスチェンジャーを使って変えた声で、「今日、ランジェリーショップで買い物したでしょ。
どんな下着買ったのか教えてよ」と変質的な質問を浴びせかける。
4-6:偶然会ったような顔をして電車の中で亜里沙に声をかける。
「○○芸能事務所の事務の方ですよね。これからお酒でもどうですか?」
ストーカーを感じさせない爽やかさで飲みに誘う。もちろん誘いには下心満載なのだが……。
7-9:亜里沙がランジェリーショップを出て行ったのを見計らい、今度は自分が意を決して店に入る。
彼女のプレゼント用の下着を欲しいと云って店員に相談に乗ってもらい、
人当たりの良さで、上手く話を持って行き亜里沙が下着モデルを引き受けた情報を聞き出したしまう。
そして後日の下着撮影の為にいろいろ作戦を練り始める。
0 :亜里沙の住むマンションまで尾行を続け、寝入るまでじっとしばらく張り込みを続ける。
亜里沙が寝入ったのを見計らうと、顔を見られないようマスクを被り部屋へと侵入する。
目が覚める直前に亜里沙に後ろ手に手錠を掛け、脚を縛り寝ている服を切り裂き、
亜里沙のヌードを撮影して部屋を去る。帰る前に手錠の鍵を机の上へと残していく。
(当然ながら、手袋をしているので指紋は残していない)