>>161
ぎゃっ……ぐぅ……うぐっ……
(初めのうちは懸命な抵抗を見せていたキラムも、激しく責められるたびに徐々に力を失っていく)
(抜かれる度に力が抜け、突きこまれればビクンと大きく体が跳ねる)
(ついにはくぐもった悲鳴をあげるのみになり)
(ねぐらに連れ込まれる頃には、半ば白目を剥きながら痙攣しており)
(一方で尻穴のほうは激痛を引き起こしながらも確実に開発されていて)

きゃうっ……
(寝床の前に下ろされると、小さく悲鳴をあげてうずくまる)
(ようやく棒を抜かれると、その安堵に小さくため息が漏れた)
(少しは楽になったものの、絶望的な状況は変わらずに)
(食材にすると告げられると、ひっ、と咄嗟に身構える)
(その恐怖に、尻穴に食い込んでいたローブを直すのも忘れて泣きかける)

死にたくない……死にたくない、です……
許してください……ひっぐ、えぐ……
(男を興奮させれば――それは自分が最も忌避してきたもので、しかし生き残るにはそれしかない)
(死にたくない。その一心で、目の前のリザードマンに服従する)
(まずはじめに、震える手で自分のローブに手を伸ばした)
(このようなことは初めてだったが、聞いていた知識に従うしかない)
(手袋とローブをゆっくりとした手つきで脱ぐと、すぐそばに置く)
(下に着ていた薄手のドレスが露になると、そこでようやく僅かながらも胸が膨らんでいることに気づかされた)

わ、わたしを、わたしを、すきにしてください……
(それは誘惑とは呼べないほど、幼稚な口上だった)
(行為のほうも、そのドレスを僅かに捲りあげ、小さく開脚して見せた程度のもので)
(ピンクのかわいらしい下着がほんの少し、見える程度だった)
(きめの細い、柔らかそうな白い脚は性欲とは違う欲望を刺激しても、興奮させることはできないかもしれない)
(しかしそれだけでもキラムの頬は羞恥で真っ赤に紅潮しており、経験の少なさを如実に物語っている)
(身体はがたがたと震えていて、歯が擦れて鳴っていた)