>>124

……はぁ〜っ……
(もう少し離れて欲しいと思いながらも、声を出してお願いする勇気もなく)
(満員で混みあった車内では、その願いが叶うはずもない)
(お尻に触れている明らかに股間の膨らみが気になるものの、今はじっとしてやり過ごすしかなく)
(iPhoneをその豊かな胸におし抱き、瞼をキュッと閉じて嫌悪に耐える)
…………んんっ!
(背後の男性がバッグを落としたことには初めは気づかず、密着した体をごそごそと動かすのが気になり)
(何をしているのだろうと少し緊張し、注意を向けているとバッグを落としたらしいことが分かってホッとしたのもつかの間)
ヒィッ…………イャッ…………はっ、くぅ……ッ……
(腰の辺りに少し硬い感触の何かが触れて動き出せば、ビクリと体を震わせ)
(背後の男性にしも聞こえるか聞こえないか程度の小さな悲鳴を上げる)
(バッグが上下に揺れると、脹脛にぶつかったりしながら徐々に上へと動き)
(それにつれて結構気に入っている膝丈のフレアスケートも捲り上げられて)
(バッグが直に太腿に当たれば、小さく頭を振り真悠にとっては最大の勇気を絞り出し)
(掠れた声で呟くような声を出し、頭を振って拒否の態度を示す)
(相手の股間の反応は、本来あまり敏感とは言えないお尻でもはっきりと食い込むのが分かって)
(息を呑み、何とか体を捻り狭い空間に手を入れスカートを直そうと力を込めるものの、女性の微力では出来るはずもなく)
(体を緊張に固くしたまま、目を瞑り我慢するしか無く俯いてしまう)
…………ん…………んんっ…………ィャ……
(自分の背後にいる男性が深呼吸をすれば、吐息が髪を揺らして気色悪さを感じるものの抵抗の手段もなく)
(体は嫌悪と羞恥に震えて、微かに堪える声が溢れて頭を小刻みに触れば)
(じっとりとかいた汗をかえって発散させていることにも気づかず)
(手が前に回り始めて痴漢だと確信するが、だからと言って助けを求めて声を上げる強さもなく)
(腰を抱かれるような体勢に持ち込まれ、太腿に力を入れて広げられないように抵抗を試みるものの男性の力には勝てず)
(徐々に押し広げられ脚が股の間に割り入れられて、手がお尻に触れてくれば囁くように拒絶するものの)
(その弱々しい声は、どこか相手の耳に絡みつき嗜虐心を煽るような響きが篭っていたことに真悠はまったく自覚していなかった)


【大変お待たせしました。眼の調子もほぼいつも通りに戻ったのでレスをお返しします】
【今後も体調を崩さぬよう気をつけながらで、レスが少し遅くなるかもしれませんが最後までお付き合いお願いしますね】

【レスの内容はと言うと、仕掛けられる側であまり進んでいないのですがよろしくお願いします】
【今回はご迷惑をお掛けしました。また温かな対応感謝します】