>>93

ィャッ……ンンゥ……ハァッ……こ、こんな……ァンゥ……ャ、ヤメッ……ンゥンンッ……
(裕お兄ちゃんの痴漢を正当化するような訳の分からない言い訳に、小さく頭を振り、押し寄せる快楽に耐える)
(嫌悪を感じている理性とは裏腹に、身体は素直に反応して、与えられる快楽を受け入れ)
(小刻みに身体を震わせ、秘所はヒクヒクと蠢いて随喜の涙を溢れさせる)
(『可愛く』と云う囁きと『いやらしくなった』と云う評価に一喜一憂し)
(言葉の最後に耳に息を吹き掛けられると、敏感になりきった絶頂寸前の身体はビクッと引き攣り)
(身体に快楽の痺れが暴れまわって、新たな愛液でショーツをベットリと濡らしてしまう)

えっ? もういい……や、やめて……んっ……あっ……ィ、イヤッ……!
(攻め方を変えるという宣言に、快楽に蕩けた頭は混乱して、心と口ではもう止めてと言いつつも)
(顔には、はっきりと落胆の表情が自分でも気づかぬまま浮かんでしまっていた)
(それでも裕お兄ちゃんの両手がスカートの中に入り、愛液に濡れそぼったショーツに手が掛かり引き下ろされると思わず大きな声が出掛かり)
(隣の体格の良い男性にちらりと睨むような視線を送られれば、慌ててショーツを下ろすのを止めようと下ろした手を諦め再び慌てて口を抑える)
ファッ……ャ、ャメテ……ンフゥ……アッ、ァンッ……ンッンゥンン……
(その隙に再び、今度は性器とゴツゴツした手を隔てるショーツさえ無いまま直に触れられると)
(抑えようとしても堪え切れず、鼻に掛かった甘く艶めいた喘ぎが漏れて)
(夏に友達とプールに行くために丁寧に手入れされた陰毛を撫でられ、クリを指で抑えられるとガクガクと震えて)
(裕お兄ちゃんの指を溢れた熱い愛液がベットリと濡らしていく)
ハァ……ンァ……ァフゥ……ンンゥ……ンハァ……ハァン……ンヒュ……ァハァ……
(快楽に翻弄され、もう言葉では痴漢行為の中止を哀願できにまま俯き、小さく痙攣するように頭を振るのが精一杯になり)
(浅く早い吐息を繰り返しながら、身体はすっかり上気して淡い桃色に染まり身体を快楽に震わせる)
(指が差し込まれると悦びを示すように締め付け、抜く動きをされると惜しむように襞が絡みつく)
(その動きに陰核を細かく捏ねるように振動を与えられると、もう本能的に快楽に支配されて意識は何度も飛びかけ視界が白く弾ける)
ンハァ……ハァ、ハッ、ハァ……ンッ、ンンゥ……ンッ、ァッ……ンン〜ッ、ンッンゥ、ァフゥ……
(白く霞む意識と視界の中で、裕お兄ちゃんの顔が自分を覗き込んでいるのさえもう分からず)
(動きを早めた指に導かれ、クリを強く揺さぶられて、指を奥に挿入され襞を引っ掻かれると)
(口でなんとか嬌声を抑えるのが限界で、意識が完全に白く染まって初めて他人の手で絶頂を
迎えて身体を激しく痙攣させ)
(裕お兄ちゃんの手に潮吹きはしなかったものの、大量の愛液をドロリと溢れさせる)
(もう自分だけでは身体を支えきらず、荒い息をしたまま半分体重を裕お兄ちゃんに預けて快楽の海を漂ったまま優しく緩慢な愛撫を受け続ける)
ンハッ……ハァ……ハッ……ハァ……
(顔には女の悦びを知った笑みが自然と浮かび、快楽に任せた身体はまだ火照ったままアソコをヒクつかせ)
(意識は飛んで、再び半分微睡みの中へと落ちかけていた)