(多種多様な体液にまみれた肉と肉とがぶつかり合う、粘着質な破裂音)
(乱れる二人の愛の囁きと、動物的な喘ぎ声が響く)
(俺たちの気持ちはどこまでも高まり、交尾の激しさも増していく)
(ユーシャのケツマンコに包まれ、ヒダヒダの直腸にしゃぶられているチンチンが、熱い)
ユーシャが精液を飲む時の顔は、本当に色っぽいな……。
まるで、お酒を飲んだように、とろんとしている。
……自分の精液、美味いか?
すごくドロッとしてて……俺が出す精液より、濃そうに見えるよな、これ。
お前にはしょっちゅう、俺の精液も飲ませてるけど、やっぱり味って違うもんなのか?
どっちが飲みやすいとか、どっちが美味しいとか、あるのかな?
(俺の手によって、口の中に垂らされた精液を嚥下していくユーシャ)
(その行為によって汚れた俺の手を、彼の舌で掃除してもらいながら、俺は尋ねる)
(力の抜けた、ぽぉっとして見える表情で、俺の手をしゃぶるように舐め清める彼は、まるでそういう商売をする女のようだ)
(可愛らしさの中に、妖しい色気が。その中にさらに、男への貪婪さが垣間見える)
(無邪気な顔と、淫らな顔の両方を持つ彼は、本当に魅力的だ)
(そんな彼だが、そのカラダはあくまで歳相応に小さい)
(どれだけ、心が淫らでも、体力はその肉体に応じた量しかストックされていない)
(もと勇者であるから、他の同年代の少年少女よりは、ずっとずっとタフなことは確かだが)
(それでも、今日一日を通して、もう何度も何度も、男女の交わりを持っているのだ)
(いい加減に、体力が尽きてきてもおかしくはなかった)
(俺の上で、ポールダンスをする踊り子のように、いやらしい腰使いを見せている彼の表情に、疲れが見えた)
(俺に、自分カラダの良さを問うてくるその表情にも、はかなさを感じる)
(今日という日のクライマックスが近付いているのだと、俺は察した)
……言うまでもないことだよ、ユーシャ……お前のケツマンコは、最高だ……。
この、よく締めつけてくる穴に、もう何度精液を搾り取られたやら。
今もまた、出そうになっているんだ。お前、肛門の感覚でわからないか? 俺のモノが、思いっきり硬く張ってるのが。
もう、何分も堪えてられそうにないんだぞっ……本当に魔性のカラダの持ち主だよ、お前は……!
(俺はまたしても、迷いなく彼の唇に吸いついた)
(やや青臭く、ほろ苦い、精液の味がする。ユーシャの味だ)
(舌を伸ばし、その味を俺自身の唾液にも溶かし、すすり、味わう)
(射精をする瞬間に、彼の唇を味わっていたかった)
(体力の切れかけている彼の腰の動きに合わせて、俺も自分の腰を上下させる)
(一番気持ちいい射精ができるように、ラストスパートをかける。こちらも体力を振り絞れば、その分、得られる快楽も大きいはずだ)
(両腕を彼の背中に回し、強く、強く抱きしめる。できるだけひとつになっている状態で、射精したい)
(体の表面積が触れ合っている割合が、多ければ多いほどいい。一体感が欲しい。ユーシャと完全に、ひとつになりたい)
愛してる……ユーシャ……愛してる……!
(パン、パン、パン、パン、パン……鞭でも鳴らすような、派手な音が、途切れなく響く……)
【はい、では、こっちもこんな感じでー!】