(お城のような宿屋の中へ入ると、ひんやりと少し涼しく感じられた)
(石造りなのは防音などの効果もあるのか、外の声はまったく聞こえず)
(ロビーをぐるりと見渡して、面白いものを見つけると集金箱に代金を入れてその布で包まれた物を持ち出す)
(そうしてユーシャが見ている間にレオンのほうも鍵を借りたようで)
(共にその部屋へといどうすれば、ガチャリと部屋の扉が閉まる…)
ふわっ!
(後ろからぎゅっと抱き締められると思わず声を上げながら微笑み)
(お尻に当たる大きく膨らんだ物を感じつつ、腰をぐりぐりと押し付ける)
(柔らかな尻肉がズボン越しにペニスを挟み、刷り上げ…)
あぅ…ボク、かわいくできた…?
レオンに、そういってもらえて…ボク…凄くうれしい…。
(誰に褒められるよりも、レオンに褒められたことが嬉しくて仕方なく)
(劇の続きがしたいというレオンの言葉にこくこくとユーシャは頷く)
(そして、スカートの中に手が入り込んでくるのを感じながら、下着のふくらみに触れる瞬間にぴたりと手を静止させ)
レオンに、喜んでもらえると思って…これ…。
(先ほどロビーから持ってきたそれは布製の安っぽいドレスの包まれた布袋)
(本来ならばそれなりの代金を払わなければ借りられないのだが、ドレスを買い換えたらしく古いドレスは借りれば自由にして良いと書かれていたのだ)
(安っぽいとはいえドレスはドレス、お姫様気分でやるのならばと自分の稼いでいるお金からドレス代を出していて)
ちょっとだけ、まっててっ!
(おねがい!と付け加え、部屋の影に向かうとごそごそと着替え始め…)
…勇者レオンさま、助けていただき…ありがとうございました…。
(えへへ、と少し恥ずかしそうにドレスを着込んだユーシャはレオンの前にぴょんっと影から飛び出す)
(真っ白な、少しほつれたように見えるドレスは先ほどまで捕らえられていたのを演出するかのようで)
(首元からは鎖骨が覗き、平たい胸元を隠しつつ足先までのラインを完全に隠してしまっている)
(頭には安物のティアラ、これもセットになっていたものでよく見ればおもちゃのような物ではあるのだが…)
(それを身に着けたユーシャは、本物の姫のようでもあった)
(ぺこりと頭を下げた後、レオンにゆっくりと近づき…ぎゅっと肩に抱きついて唇を重ねる)
レオンさま、どうか…ボクをあなたの物にしてもらえませんか…?
(肩から手を離し、ベッドへと向かい手をつくと腰を突き出し)
(ロングスカートに包まれ、お尻の形が薄らと浮かぶ腰を誘うようにレオンに向けて左右に振る)
【劇の続き〜って聞いて、こういうの準備してみたよっ】