>>15
(ユーシャの尻の丸みを股間で感じながら、俺は彼の体をまさぐる手を進める)
(彼の肉体のどの部分も、俺の欲望を高めずにはいなかったが、スカートの中に指を滑り込ませる瞬間は、特に心震えた)
(しかし、その奥の下着に触れる直前に、思いも寄らない提案が、彼からなされる)
(いつのまに借りたのか、ユーシャの手の中にあったのは、この手の宿泊施設では定番の仮装衣装)
(それも、どうやら表書きによると、お姫様風のドレスであるらしい)
(彼は、俺が思っていた以上に気を利かせてくれたようだ。あの劇の続きを、ここまでしっかりやってくれるなんて、思いもしなかった!)

……おおっ……! 綺麗だ、ユーシャ……。
あ、いや、違った。ユーシャ姫、だな。この場合は……。

(ドレスに着替えてきたユーシャは、これまでの可愛さとはまた違った、華やかな雰囲気を身につけていた)
(確かに、彼の着ているものを細かく見れば、古臭さや安っぽさが見つけられないでもなかったが)
(それを覆い隠した上で、さらに輝かせることができる程度には、ユーシャは「お姫様」になりきっていた)
(愛らしいはにかみの表情こそ、もともとのユーシャそのままだが、それがいっそう彼をお姫様らしくしている)
(肩を抱きながらのキスは、そっと触れるようなもので、そのしとやかさは普段の彼と比べると、少しだけ異質だ)
(その部分こそ、ついさっきまで悪者に囚われていた、高貴な女性の表現だ)
(ならば俺も、それに相応しい態度で、ユーシャを迎えなければなるまい)

ユーシャ姫。あなたの無事な姿を見たいがために、俺は冒険をしてきたと言っても過言ではありません。
ずっとずっと、あなただけを見ていた。あなたの笑顔が、俺の力の源でした。
……心の底から、あなたを俺のものにしたい。ユーシャ姫……今日から、あなたは俺だけの女です。

(ベッドに手をつき、お尻をこちらに向ける姫に対して、俺はその長いスカートを、ばっとめくり上げた)
(誘うように揺れるお尻と、白く長い脚が、俺の目の前にあらわになった。姫であろうと、町娘であろうと変わらない、俺のものになるべき部分)
(それを目にすると、すぐに左手を伸ばして、俺はユーシャくんのオチンチンを、下着の上からわしづかみにする)
(そして……昔の俺が、オナニーをしていた時にしていたように……下着の中に感じられる男性器を、くに、くにと指先でしごき始める)

姫。俺は愛する人と交わる時、自分だけじゃなく、相手の準備もしっかり整えてあげたいと思うのですよ。
高貴なあなたは、まだまだ女としての準備が整っていないご様子だ。力を抜いて……俺のすることに、身を任せて下さい。

(下着の布越しでも、睾丸のコリコリした感触がよくわかる。先端に亀頭があるサオは、指の中でプルプル震えるようだ)
(左手で愛撫するのは、その部分。では、右手は? ……これもやっぱり下着越しに、肛門を指先でいじくってあげよう)
(何しろ、ひとつになる時に挿入するのは、この穴なのだから。しっかりほぐしてあげなければ……)

【いいですよいいですよー! こちらも、お姫様を相手にするみたいな態度でやりましょう!】