何で装備できちゃったんだろうな…。
(これがもし千歳ではなくムキムキなおっさんだったらどうなっていたのか)
(それはそれで面白そうな光景ではあるが…しかし、内心はぐっと手を握り締める)
(これほど愛らしい姿を見せられれば、男としてじっくり見たくもなるというもので)
(カメラを動かし、じっくりとお尻を画面に映したり胸へとカメラを動かしたりと)
(モニター越しであることの特権を使い、千歳の身体を少しだけ堪能する)
ああ、悪い…千歳は男の子だもんな。
よし、街でお金を稼いだらかっこいい鎧なんかを買うか!
説明書には格闘家なんて職業もあるみたいだし…そういうのもかっこいいかもしれないぞ。
(ゲームを脱出することが目的ではあるが、少しでもこのゲームを楽しんでもらおうと思い)
(千歳に街につくとやることが増えるというのを教えつつ、矢印で誘導を続ける)
結構良い感じになってるぞ。
(ぶんぶんと剣道をするように棒を振る千歳に笑みを浮かべながら優しく声をかけ)
(まるでいつも千歳と接するように話しかけながら、健康的な身体に視線が何度も奪われてしまう)
ん…?
(そうして何度か空振りをしているうちにぽよんぽよんと跳ねるスライム系のモンスターが現れる)
(どうやら防御に特化したようなものではなく、風船に似たモンスターで)
(千歳を見るとその身体をぷくーっと大きく膨らませて威嚇しながら跳ねて近づいてくる)
千歳、モンスターだ!好きに攻撃してごらん
(きっと楽勝だろうと考え、千歳に好きに攻撃をしてもらおうとする)
【では、すみませんがよろしくお願いしますっ】