(酒場でのバイトは用心棒よりは気楽なものだった)
(誰も襲ってくるような心配はなく、誰もが陽気に笑いあっている)
(たまに千歳に酒を勧めてくる酔っ払いまで居て、何度も選択肢が出ては叔父はせっせとそれを消す)
(流石に未成年に酒を飲ませるわけにはいかないと、ゲームの中でも千歳を守ろうと徹するが)
「おじょうちゃん、ほら!ちょびっとだけ飲んでいけって!」
(客がそう言ってコップに少しだけ注いだ、ぶどうジュースのような酒)
あ…!
(断ろうとした瞬間、間違えてお酒を貰うという選択肢を選んでしまう)
(甘い香りに甘い味、それはまさにジュースのようで…千歳はそれを断れず)
(結局飲んでしまうことになった…)
(それから少しだけ、酒を何杯か飲まされた千歳はようやく解放されて仕事に戻る)
(しかし、大変なのはその先だった)
「おう、いい尻だな!」
(注文を聞きにいけば尻を触られ、尻を触られるたびに選択肢が現れる)
(叔父も最初は断っていたものの、お酒で失敗したことを切欠にだんだんと魔が差し)
『手を払わない』
(という選択肢を選び、男の好きな風に注文を取る間もませてしまう)
(男の手は尻肉をまさぐり、ぎゅっと握るとその後解放し…)
「何にしようかなぁ…」
(ある男は太腿から手をスカートの中に入れてゆっくりと股間に指を伸ばし)
『スカートを捲って男であることを教える』
(という選択肢を選べば、スカートを捲りビキニに包まれた股間を男に見せてしまう)
(男は戸惑ったものの、にやつきながらペニスの上を指先でなぞり)
「これ、食べたいなぁ」
(なんて言いながら千歳を更に焚きつけた…)
【ありがとう!では、こんな感じで!】