>>579
(ベッドにうつ伏せながら、首だけを動かして部屋を見る)
……ぼくの、へや…?
(自分がどうしてここにいるのかも分かっていないようだ)
(じっとしていると、自然と瞳が潤んでくる)
(途切れ途切れに覚えているのは、昼も夜もない陵辱と調教の記憶)
(主人は千歳に汚い言葉を投げかけながら、ひたすらお尻を犯し続けた)
(それだけでなく、千歳にも汚い言葉を使わせ、従わなければ容赦なくお尻を叩いた)
(いくつもの手形のミミズ腫れが残るお尻は、その名残だ)
(店に出るときはベッドに縛り付け、休憩になるたび部屋に戻っては千歳を犯す)
(食事は普通に与えられたが、それは千歳のためではなかった)
(ただ単に、排便をさせるためだけに食事を与え、千歳が我慢しきれずに排便するさまを眺めていた)
(2日間の陵辱の末、さすがにこれ以上はまずいと思ったのか、主人によって部屋に戻されていた)

…ぐす…ぅ
(しゃくりあげる千歳の耳に、叔父さんの声が聞こえる)
叔父、さん…
(少し嬉しげに答える千歳に、叔父さんは休めと伝えてきた)
…うん…すこし、寝るね…
(叔父さんの声に安心したのか、千歳はそのまま眠りに落ちていった)

う…ん…
(目を覚ました千歳は、窓からの光に眩しそうに目を細める)
(日の高さからすると、だいたいお昼くらいだろう)
(声をかけてきた叔父さんが、お昼ご飯を勧めてくる)
うん、わかったぁ
(陰鬱かと思いきや、意外に落ち着いている千歳)
(最初のゲームーオーバー時のように混乱していないのは、ゲームのシステムに慣れてきているからだろう)
(現に暫く眠ったおかげで、心身のダメージはかなり軽減されていた)
(ごはんを食べれば回復すると知っているから、その事も千歳の落ち着きの要因かもしれない)
(お尻の腫れや体の痣が微かに痛みを伝えてくるが、千歳は気にしない様子で布の服に着替えた)

(1階に降りて酒場に入ると、カウンター内に主人が居る)
(一瞬表情が歪み、膝が震えて崩れかかる千歳)
(ある程度ダメージは回復していても、完治させるには至っていない)
(戻りかける千歳に、叔父さんの声が聞こえた)
(その瞬間、千歳の背中を押してくれるような勇気が湧いてくる)
(それに押されるようにカウンターに進み、ニコリと主人に笑いかける)
うんち…また、たくさん貯めますね?ご主人様
(ご主人様という言葉の響きに、千歳の背筋を寒気に似た感覚が走る)
(それが陵辱に対する嫌悪から来るのか、それとも調教によって知った快感への喜悦なのか、千歳には分からない)
(男の子とは思えない艶めかしい腰つきを見て、主人が声をかけてくる)
(強がりとも誘惑とも取れる笑みを残し、千歳は食事を持ってテーブルに向かう)

ううう…あ、あんなこと言っちゃって大丈夫かなぁ…
(椅子に落ち着いて我に返ったのか、心細げな声を出す千歳)
(ちなみに食事はちゃんと食べている)
(食べないと回復できないし、千歳自身お腹がすいていた)
あ、叔父さん、今日これからどうしよう?
(パンを頬張りながら話しかける)

【叔父さんお待たせぇ】
【今日も22時くらいまでだけど、おねがいしまーす】