(千歳におねだりされた主催者は少し考えている)
…だめ?
(さらに小首をかしげるように主催者を見上げる)
(もともとダメ元だけに、使えそうなおねだりの仕草をとりあえずやってみる感じ)
(そして主催者がくだした判断は、全裸踊りというものだった)
…ふぇ?
(さすがにキョトンとした表情で固まる千歳)
(勇気が関係するのかはよくわからないけど、主催者の言うことだから冗談ではないのだろう)
あ、あの…
(その時になって、ようやく千歳は主催者にお尻を撫でられていることに気づいた)
(どうやら、裸踊りという条件には、主催者の趣味も多分に含まれているようだ)
ん…ぼくの踊り…みたい…?
(自分が求められているとわかって、千歳の中で何かが昂ぶり始めている)
(あの路地裏で、みんなの前で脱糞した時のような性的にも似た昂ぶり)
あはっ…見てて?
(主催者から離れた千歳が、表彰台の上でチャイナドレスを脱いだ)
(ざわつく場内を尻目に、微かに震える手で上下のビキニも脱いで全裸になる)
…や…やっぱり…恥ずかしい…
(四方から感じる視線に全身を桃色に染めて、片手で胸を、もう片手でおちんちんを隠している)
(やがて場内に鳴り出す音楽に合わせ、千歳は隠していた手をどけてゆっくりと踊り始める)
…こ、こうかな…?
(踊りの経験はないけど、何となくできているような気がする)
(12歳とは思えない艶やかな肢体が、おちんちんを震わせ、お尻を揺らしながら踊る)
…は、ぁ……ふぁ、ぁっ……
(踊っているうちに千歳の瞳がだんだんと潤みはじめた)
(呼吸がだんだんと荒くなり、腰のくねりやお尻の動きが大胆になってくる)
ん、ぁっ…ふぁっ、ぁっ……いい、よぉ…
(いつのまにかおちんちんが勃起し、体の揺れと一緒にプルプルと震えている)
(あの脱糞の時と同じように、みんなの前での痴態に千歳は快感を覚え始めていた)
【ごめんなさーい!】
【遅めの晩御飯食べてて遅くなっちゃった】
【えっと、ぼくの予定だけど、明後日の夕方くらいに来れると思うよ】
【早ければ、17時半くらいにこれると思うけど…叔父さんは明後日はどぉ?】