(祖父から相続した洋館、その調教部屋には退魔組織の現当主南雲万理奈の調教の記録が残されていた)
(それを片手で読みながら呼び出した彼女が来るのをまって、そこに置かれたベッドに腰かけていた)

全くあの好色じじいは、面白いもの残してくれたものだよな

(いやに充実した調教道具達を眺めてそう呟いた)

そろそろ来る時間か

(と視線を出入り口に向ける)