あら、思ったよりも効果的みたいだったみたいね
(咄嗟に術符を用いた回避行動をとろうとしている様子が見れたが、秘所に仕掛けた術がその行動を阻んでしまう)
可愛い悲鳴あげるじゃない
(瑞葉は口角を上げ、それこそ妖狐のような狡猾な笑みを浮かべる)
さて…プレゼントの方も使ってみようかしら
―――――
(正美たち人間が話すような言葉ではない奇妙な言葉を瑞葉は短く唱える)
(呪文の詠唱を終えると瑞葉の手の甲に紫色の紋様が浮かび上がる)
(そして手刀で空を勢い良く切ると正美の背中に鞭で打たれたような鋭い痛みが走る)
(二回、三回と一定の間隔を置いて手刀で空を切り、そのたびに正美の背中には瑞葉が『プレゼント』と称した刻印と鞭で打たれたような跡が浮かび上がるだろう)
(その間も下腹部にもとよりある淫紋に妖力は注ぎ続けている)
おもしろい刻印の仕掛けね、もっとソレでも遊んでみたくなるわ
(下腹部の刻印に送る妖力を用いて次は乳首やクリを引っ張り上げる)
その刻印はどうなってるのかしら…見させてもらうわね
(短く先ほどとは違っているが同じく人の知り得ない謎の言葉を唱える)
――
(すると、ワイシャツのボタンがひとりでに外れ始め、ローライズパンツが下に引っ張られるような感覚が襲う)
(それらは抵抗しようと思えば抵抗できるが、抵抗する手をやめればすぐにワイシャツは前が開けられてしまいローライズパンツは膝まで降ろされてしまうだろう)
(その状態まで瑞葉がすることができれば次に彼女は正美のその素肌にもう一度稲妻を放ってくる)
(稲妻を放つ動作はやはり慣れてはおらず、回避をしようと思えばできるだろう)