>>601
(キョウジから受けるのは仲介者を超える様な嫌らしい欲情の籠った視線だった)
(本当に下らない男だと思いながらキョウジの言葉を聞くと)

……余計なお世話と言いたいが、この人にはお世話になっているのも確かだ。
だからパートナーの件はそれで構わない。

(いずれにしても受けるしか選択肢は無いというのはわかり切っていた)
(キョウジもそれを知っているからの態度なのも明白で)

姿を?何を言ってるんだ……。
隅々は知らんが……う、何だ……?
ま、立つくらいなら構わない。

(一瞬、何かクラッとする感覚があったがそれはすぐに引いた)
(本来気にするはずの事だったが、何故か流してしまうとキョウジの前に立って見せた)