>>91
あるいはそうかも知れません。
そうやって防いできたのも事実です。
私自身、何を言える立場ではありませんが……。

(肯定しつつも、従来の軛に考え方は引きずられている様子を見せる)
(どの道、本家の意向に反するなどあり得ないという点は一致していると言えた)

(そうは言ってもこの相手、泰禅が碌な男では無いという事実も一面ではある)
(元よりこうした弱みに付け込んだ手法を用いる事に躊躇いも禁忌も無いタイプ)
(過去のままであったなら接点などあり得ない相手で、退魔の仕事が無くなった際に接触された時も躊躇したのは事実)
(どうしようもない、という事情がこの関係を結ばせているのは背景としてはっきりした面だといえた)

(隣室は和室であり、簡素な中にも品があると同時にどこか色気のある空間だった)
(色気を感じるのはここで性行為を行われてきた事も理由かもしれない)
(そう思っているといきなり伸びた腕が腰に回ると抱き寄せられ唇を奪われる)

……!?んん……っ!!!?

(拒否、は出来ない)
(当然受け入れていくと舌が侵入し、絡め取られていく)
(蹂躙に身を任せているとスッと離れて、背を押される)
(自分が女であり、男の力を感じる事で自らが弱く感じてしまう瞬間でもあった)

……はい、そのつもりで先に済ませてあります。

(いつものパンツスタイルに簡素なシャツ、それは女としての魅力を却って増す様に体に密着していた)
(それを脱いでいくと鍛えられしなやかでありながら、脂の乗った肢体が露わになる)
(性奴隷としての過去をはっきりと伝える意匠もそのままであるが故に自分の裸体を好む事は無かったが)
(今はそれ以上に泰禅の体躯に目を奪われる、強者と弱者という感覚を嫌が応にも持たされながらの性交が始まるのだった)


>>92
【すみません、今気づいたので……またの機会にお願いします】
【あと、アンカーを付けて下さると助かります】