ありがとう、それじゃ、美鈴さんって、呼ぶ……よ。」
(たまにふぅ、と艶のある息を吐きながら、力なく笑う。)
「ふふ、とりあえず、いったんは、残り短い付き合いになりそうだけど、よろしく、ね……美鈴さん。
そのあと?ん、おぼえてられたら……いいな。」
(そして、その直後、顔に近づけてきた美鈴の柔らかい唇に自らの唇を合わせ、舌を差し入れ
そして、その瞬間、股間の張型が激しく動き出す。
その激しい動きに最初のうち、彼女は圧迫感と痛みを感じ……)
「ぃた……っ」
(おもわず大きな声であげそうになる悲鳴を小さく、なんとか堪え切る。)
そのかわりに、すがる様に自らの舌を再び唇の中に差し入れ
その冷たい手とは異なり暖かく……そして、先ほど下の口でたっぷりと味わった
ねっとり柔らかい粘膜の感触をまだ口中に残っている自らの愛液の味と共に改めてたっぷりとねぶり、楽しんだ。
そして、 そうしているうちに挿し入れられた七瀬の胎内深く、無数のイボで彼女の愛液を掬い取り
自らの表面を柔らかくゼリー状にコーティングし終えたバイブが、なおも激しく縦横無尽のダンスを続ける。)
「ゃっ!……はぁ……んっ!ひやぁん。」
(いつしか、美鈴の目論見どおりに、七瀬は先ほどのクリトリスの直接的な快感とは
また異なり、膣内を満たされることで得られる新たなタイプの快楽を感じ始め
淫靡で、どこか切ない息使いが美鈴の長い黒髪にふぅ、と何度も吹きかかる。)
「……ん、んん……っ!!!」
(やがて、彼女は美鈴と唇を合わせたまま、二度目の絶頂に達し甲高い声を張り上げた!
しかし、女の膣の快感はたった一度達しただけでは増すことこそあれ、決して途切れることはない。
それからも、何度か淫靡で、どこか切ない息使いが美鈴の長い黒髪を乱すようにふぅ、と吹きかかり。)
「やっ、おねが、い。美鈴……さん……まだ、まだ、やめないで、抜か……ないで。」
「これで、最期に、なるんだよね。んっ、だから、もう、少しだけっ、ぁあっ、お願い……っ。」
(結局、七瀬はその後も美鈴にバイブの使用と、そのための処刑の延期を求め続け)
「はぁ……っ、かぁ……っ。ん、よかった……ありがとう、美鈴、さん……。
まんぞく、だよ……っ。」
(最終的にバイブに内蔵された充電池が全ての精力を吐き出し、
動きを止めるまでの十数分に激しく乱れ、更に三度ほど息も絶え絶えになるほどに深く絶頂に達した。
その間、キスが外れることは何度かあったが、彼女はそのたびに執拗にその頭を近づけ
美鈴にキスを、あるいは代替のスキンシップを貪欲に求め続けていた。
そして、バイブがぬるん、と抜け落ちた後。
ずらされた彼女のショーツの下からは美鈴の目論見どおり、色と形こそまだ美しさをとどめていたが
先ほどまでと比べれば随分だらしなく大きく開いた花弁が顔を覗かせていた。)