>>10
あぁ、わかった
(七瀬は彼女のことを『美鈴さん』と呼ぶと言った)
(美鈴の方は部屋で出会った当初から事前の資料で少女の名前は知っていたが『君』と呼び続けている。
これからもおそらくは七瀬のことは『君』と呼び続けるだろう)
そうだな、今は短い付き合いだが冥土に行ったときにもよろしく頼む
(罪もない受刑者とそれを裁く処刑者とは思えない会話を交わしてキスをする)
(舌を入れられれば美鈴もそれに答えるように舌を絡ませ、ゆっくりと味わう)

(小さく悲鳴を上げた七瀬の肩を抱いて、深く舌を入れる)
(まだ少し震えていようとも相手を安心させるように優しく包み込んでいた)
(七瀬もすがるように舌を唇に入れ、先ほど美鈴が受け止めた口に付着している七瀬の愛液を味わい楽しんでいた)

((これでいいんだ…))
(七瀬は快感に踊り、その淡い息遣いが美鈴の髪に吹きかかる)
(少し七瀬の秘所の方にも手を触れて様子を確かめると愛液は溢れ、バイブは淫らな水音を立てていた)
(七瀬が絶頂を迎えようとした時も、彼女も七瀬も唇を離すことはなく、くぐもった悲鳴が部屋に木霊した)

そろそろ次に移るか
(バイブの電源を切ろうとしたその時であった)
…なんだ?
(七瀬はバイブの使用と処刑の延期を求めていた)
(腕が残っていて自由であれば服の裾や腕でもつかんで求めていただろう)
………まぁいい
((その代わりに君にはこの後の苦痛の時間も延期されるがな))
(心の中でそう思いながらも口には出さずに、七瀬の要求にこたえる)
(最終的にはバイブの電池が切れるその時まで七瀬は快感に狂い、三度絶頂を迎えていた)
(キスも相変わらず続け、外れることがあれば頭を近づけたりなどしてスキンシップを求め、そのたびにもう一度キスをしたり、頭を撫でていたりしていた)
(バイブの電池が切れて、力なく抜け落ちると、七瀬のショーツは美鈴が企てていたとおり大きく開いた花弁がそこにはあった)

ふふっ…
(少し嬉しそうな声で笑うと、彼女は近くに置いていた苦悩の梨を持ってくる)
胴の処刑を始めるぞ
(金属の冷たい感触が七瀬の秘所に伝わる)
(そのまま苦悩の梨を押し込み、根元のあたりまで入り込んだところでそのままの状態で少し放置する)
下腹部は苦しくないか?
(二重に履いたショーツやスカートからの外側の窮屈さと苦悩の梨を入れたことによる内側の圧迫感について彼女は問う)
(質問を一方的に投げかけ、適当な頃合いを見図ると、梨の螺子を回して内部で梨をゆっくりと開かせる)
(最初こそ外観も痛みも最初に味わったバイブに比べればどうということはなかったが、一定の大きさを超えた後になるとその変化は顕著になる)
(七瀬の下腹部は膨れ上がり、ショーツやスカートが締め付けるように牙をむく)
(内部からも避けるような痛みが彼女に襲い掛かるだろう)