>>120
【今日もよろしくです】

……はぁ…っ…はぁ…っ……うぅ……

(少女の言葉は意識が朦朧とするカリンの耳には届かず、カリンは身体に残る痛みに耐える)
(再び少女が消え、まだ拷問が続くことをブザーがカリンに知らせた)

…!きゃぁ!……ぅぐ…!!……あ"ぅ!

(次は何だと警戒するカリンの腕に熱い感触の後に刺さるような痛みが走る)
(銃撃だと気がついたのは脇腹を撃たれた頃)
(銃弾が命中するたび、カリンの小柄な身体がビクッと痙攣する)

……あぅぅ……ぐぅ………
………!……っ……

(最後の銃弾を撃ち込まれると筋肉弛緩剤によりカリンの身体は力が抜けたようにぐったりとする)
(拘束が解除されると、カリンは力なく自分の血が溜まる床へ倒れこむ)
(そして休む間も無く、少女の声が聞こえ、その後に、水音がカリンの耳に入った)
(かなり早いペースで溜まっていく水。先程までの拷問の傷に水が染みる痛みに耐えつつ力の入らない身体で何とかもがいて息ができた)
(おまけ、と称された生命体が水に放たれるまでは)

……んん……!んぐっ……!!

(ヒルのような生命体はカリンの身体を食い破ろうと張り付く)
(もう息は続かないカリンだが生命体の歯が肉に噛み付いた痛みに反射的に反応し、水の中で衣類を脱いで、必死に抵抗して取り払う)
(しかし生命体を取り払っても水がなくなるわけではない)
(少女からは力が入らない身体で酸素を求め、裸で無様にもがくカリンの姿が見えるだろう)
(そのまま放っておけば、カリンは意識を失い、この水槽に浮いてしまう)