あーあ…吐き出しちゃあ駄目じゃないですか……
(リンは破けてしまっているシエラのスカートを掴むと無理やり脱がし、胃液や内容物、床に飛び散った血液を拭う)
(無論、そんなことで床は綺麗になるはずもなく、ただシエラの白かったスカートを赤黒く染め上げるだけだった)
さて、次はっと…
(すでに次に甚振る箇所に目星はつけていて、それに対応した器具をバックから取り出していた)
中々兵隊さんもいいものを置いて行ってくれますよね…
(リンの手には杭を打つためなどに用いられる柄の長い金づちが握られていた)
腕を切り落とすためにまずは骨を折ってあげますね
(手始めにシエラの腕を掴むと肘の関節の所に足裏を当て、曲がる方向とは正反対の方向にゆっくりと押し出す)
もう感覚は麻痺しちゃいましたかね?
そうでしたらお薬を使って感度を上げてあげますからね
(ゆっくりと足を使ってシエラの腕をあらぬ方向へと曲げながら悠長にリンは語る)
(折れた感触がリンの手に伝わると、続いて手に持っていた金づちをシエラの腕に振り下ろす)
(何度も何度も骨が粉々になるまで振り下ろし、ひどい場所によっては潰れている場所もあるのではないかといった状態まで金づちを振り下ろし「ふぅ」と一息つく)
これで準備はできました…
念のためにさっきの薬もう一本追加で注射しておきますね
(ショック死をしないためにと打ち込んだ薬をもう一本シエラの首筋に打ち込む)
2本目は効果が出るまでは少し時間が空きますからその間に組み立てておきますね
(リンはシエラに背中を向けて何かを組み立て始めていた)