んー…これがいいかな、それともこれかな
(釣り針のように先端の曲がったもの、ミシン針のように先端に糸が通されているもの、先端が三脚のように分かれているもの、針だけでもいくつもの種類をバックから取り出してそれらを眺める)
どれがシエラさんに一番合うかなぁ…
(何かの装飾でも施すかのように上機嫌に針を選び、リンが持ってきた針は長さ15cmの畳針だった)
(またもう一つ、鉄製で同様の長さの先端が耳かきの形をしている棒を持ってきている)
ほらシエラさん、見てくださいよ!!
これからこれであなたの眼をくり抜くんですよ、どっちの目玉がいいですか?
(針を見せつけるようにしてシエラにどちらの目玉をくり抜くか聞く)
(返答が得られないようであればリンは右目にゆっくりと針を入れてくり抜き始める)
(初めに目の中央に針を突き刺し動きを封じて耳かきのような棒を淵から入れて隙間を作り出す)
(隙間が出来上がるとそこから指を入れて目玉をすくうように持ち、頭から引きずり出す)
(引きずり出す際にともに出てくる視神経や筋肉などをナイフで切って作業は終える)
ほら、シエラさんの眼玉ですよ
わたしの思ってたとおり綺麗ですね…
(実際は血で汚れていたりえぐりだす際に損傷したりして、あまり綺麗ともいえたようなものではないのだが、リンの眼にはこれが綺麗に映るようだ)