「ぐっ.....ぅぅぅ.....」
(拘束され数時間が経過していた)
(いつも通り、簡単な任務と舐めていたが今回ばかりはそうではなかった)
(一人一人邪魔な警備員を殺し、順調に進んでいたのだがほんの一瞬、へまをしたばかりにこのザマだ)
(義手はひしゃげ、火花を散らしている)
(幸い、神経には及ばなかったが自己修復にはまだまだ時間がかかる)
(先程から何度も何度も誰かやってきは自分を犯していった)
(既に何度イったからすら覚えはいない)
(目隠しをされ、口にはギャグボールをはめられてしまっている)
(情けなくも閉まらない口からはヨダレがダラダラと垂れていっていた)
「へっ.....誰かと思えば私の腕折ったオッサンか、何?童貞卒業でもしにきたの?」
(目隠しはされているが誰かは声を聞けばわかる)
(何度イカされようが心までは屈していない)
(全身を襲う快感を抑えながら戸賀を挑発する)
「どうしたぁ?なんか言い返せよオッサン.....」
(腕の自己修復はゆっくりながらも進んでいる)
(このまま何事もなければあと30分もしないうちに再生するだろう)
(それからはこの施設の人間を全て皆殺しにするだけだ)