ひぅ、痛、ぁ……っ、うっ、あっあっ♪
あぁ……っ♪ やっ、なんで、なんでよ……っ♪
こんなの、こんなのイヤなのに……ぃ、っ、っっ、あっあっ、あああああああ♪♪♪♪
(最初は痛かったけど、まだ火照りがなくなったわけじゃないみたいで)
(アソコを攻められたままなこともあって、最終的にはお尻も気持ちよくなっていた)
(一度イッたばかりだからってのもあるんだと思う……思いたい)
(とにかく私はまたまたイッてしまった)
(3回目だからといって慣れた感じはなくて、相変わらず頭が真っ白になる感覚は戸惑う)
(もうこれ以上はヤメてっ……そんな願いが通じたのかはわからないけど)
(気づくと蛇たちはいなくなって、巫女服の上に私は横になっていた)

はぁ……っ、はぁ……はぁ……
終わった……の……?
(ショーツは一階の時よりも濡れていたし太ももから足の先まで滴が伝っている)
(キャミソールも汗で肌に張り付いていて、口の周りも唾液で汚れていた)
(散々な状況だったけど、やっと解放されたことに安心した気持ちもあった)
(体の火照りも和らいでいたし……そう言えば、壺が割れてからは鈴の音も響かなくなっていた)
(鈴の音で身体が熱くなるなんて話は聞いたことないけど、関係ありそうな気もする)
(……オカルトっぽくて認めたくないけど)

……あれ、さっきよりキツい?
布地が縮んじゃったのかな……理由はわからないけど
(このままこの部屋にいたらまた蛇に襲われるかも知れない)
(初めてを奪われたショックがまだあったけど、人じゃなければノーカンと無理やり自分を納得させた)
(正直泣きたかったけど、泣くのは館を出てからでも遅くないはずだ)
(それで取り敢えずは巫女服を着直したんだけど、なぜかさっきより窮屈に感じる)
(部屋を出るまでの辛抱だと思って、取り敢えずはそれで我慢する)

さっさと戻る……前に、一応確認はしておこうかしら
こっちの壁、は……ひぁっ!?

え、え……? なに、今の……
(最後に壁を見ておこうと思って少し歩いたところで)
(巫女服の内側から何かにくすぐられて、思わず足を止める)
(服の上から手を押し付けてみても何かがある感じはしないのだが)
(数歩歩いてみるとまた、何かが擽ってくる)
(何かはわからないけど、連想させるものははっきりとあった)
さっきの、蛇……?
(感触的に蛇と今のくすぐりは近い気がする)
(消えたと思っていたら、服の中に残っていたなんてゾッとする)
(すぐに脱ぐという選択肢もあったけど私は脱ぐより先に駆け出していた)
(目指したのはさっきの大広間だ)
(服をしまった袋とか、パーカーとか靴は全てあの大広間に置いてこの部屋に来た)
(もともと少し調べたら引き返すつもりだったから)
(元の服に着替えてこんな不気味な館のことは忘れてさっさと帰ろう……その一心で)
(でも少しは冷静さが必要だったんだと思う)
(いくら広い部屋の中が薄暗かったからと言って、蛇に拘束されてる内に方向感覚が狂ったからと言って)
(ほんの少しでもまともに考えれば、そんな間違いを犯さなかったのに)

(駆け出した私が開けた襖は、入ってきたのと真逆の物だった)
【また分割…】
【ありがとう。そう言ってくれると助かるわ】
【確認だけど、壺の鈴の音は割れた時に無くなった……ってしちゃったけど大丈夫?】
【もしまだ鈴の音が継続してるなら、読む時にそう改変して。行動自体は変わらないから】