>>15
(先ほどの扉のことを考え新聞受けにはまず触れずに、ドアのノックしてみる)
(しかし、それに応じる返答は無い)
(あっても困るが……)
(続いてドアノブに手を伸ばしまわしてみる)
(すると今回はすんなり開くようだ)
(鍵はかかっていない)

(しかしそれを確認した直後、新聞受けの所から音もたてずに血色の少ない白い手がゆっくりと伸びてくる)
(その手は若干大きくあるが、妙に平べったく、新聞受けからも出てこられるようなサイズの手だった)
(普通の手を潰して表面の面積が広がったとでも言うべきか……)
(しかも特徴的なのが妙に長い指だ)
(それがさらに手を大きく見せている)
(そんな手が掌を上にして、新聞受けから伸びてきたのだ)
(親指が右にある右手の形状をしていて、また、白いとはいえ別に発光しているわけではなく、ライトを当てないと、その存在を感知できないだろう)

(そのような手が優璃の股間へと伸び、ガッシリと掴む)
(掌を股下に当て、人差し指は優璃の左の尻たぶに、薬指と小指は右の尻たぶに食い込む)
(中指はお尻の谷間に上手く入り、親指は正面の性器の割れ目に沿うように伸びている)
(そして股間を鷲掴みしながら激しく揉んでくる)
(特に親指は通璃のクリトリスあたりのも触れていて、指先でグリグリ潰すような刺激を加えてきていた)
(さらにその手の動きと連動するようにジーンズも揉み上げるように動く)
(それにより腰周りから足の付け根辺りまで、白い手の届かない部分にも淫猥なマッサージが行なわれてくるのだった)

(がっしりと股間をつかまれているので優璃は扉前から離れることが出来ない)
(そこから逃げるにはこの手を何とかしないといけないだろう)
(また扉に鍵はかかっていないが、あけようとすると新聞受けから出ている白い手に引っかかっているのだろうか?)
(途中で動かなくなる)
(なお扉は押して開けるタイプである)

【通れる位の幅はあります】
【大体人一人がギリギリ進める幅です】