(狭いほうのわき道を進むことにした優璃)
(通路の幅は人一人通れる位で、優璃なら問題なく通れるだろう)
(そしてジーンズの中では優璃のショーツの匂いを嗅ぎながら眺める顔の模様)
(今はまだ表立った動きを見せないが、優璃の下着の状態を楽しむかのような不気味な笑みを浮かべているように見える)
(そして激しい変化が現れれば何らかのアクションをとるかもしれない)
(そんなことも知らずに進む優璃)
(だが道はすぐに行き止まりになっていて、行き止まり左右の壁に扉があるだけだった)
(扉の上の方には案内板がつけられていて、)
(左の扉には男性用トイレ、右の扉には女性用トイレと書かれている)
(どうやらここはトイレに続く道だったようだ)
(また、一番奥の行き止まりの部分には壁に内蔵されたロッカーのようなものがある)
(そこには清掃用具と書かれたプレートがつけられている)
(その扉とロッカーのすぐ真上、天井部分には通風口のようなものがあり、網の蓋に覆われていた)
(トイレの扉もロッカーも鍵はかかっておらず問題なく開くようだ)
(ロッカーは引いて開ける感じでそれぞれのトイレは推して開けるタイプの扉だ)
(そして真上の通風口からは生暖かい風が吹き付けている)
(肌にまとわりつく湿った空気だ)
(そして優璃は知らないだろうが、その風には媚薬のようなものが混ざっていて、効果は低いがじわじわ身体が火照っていくだろう)
(勿論、長期に渡って、大量に吸えば効果は大きくなる)
【内側の顔は優璃さんの下着が大変なことになると行動を起こしだします】